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贈り物

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先日撮影させていただいたAyamiさんと希望さんの写真が渡せるようになったので、先ほど郵送した。
数年前からお客様とか広告代理店さんとかモデルさんにはDVD-Rに写真データを入れて渡すようになった。こうやって写真データを渡すことはよくあると思うけどね。
急ぎの場合はネット経由で送ることもあるけど、モデル撮影の場合はその日のうちに速報版を数枚送っておき、その後現像処理やレタッチを行って仕上げたデータをDVD-Rにしてから渡すようにしている。数日後だったり数十日後だったり...。

そうしたものにもこだわっていることがあるので書いておく。

写真も数枚はプリントして同梱しているが、パソコン上で見た仕上データはOKでも、プリントした色が悪ければもちろん再仕上げ。納得いくものでないと渡せないから手間やコストがかかっても妥協はしない。
私の場合、プリントサイズは2L版が基本。L版よりも写真がしっかり見えるしDVDケース(トールサイズ)に入れるのにもちょうど良い。
先日撮影させてもらったモデルさんにミニ写真集にしたものを贈ったら、ものすごく喜んでもらえたので今後はそういうのも有りかなと思っている。

そうして出来上がったデータを焼くDVD-Rは日本製。その理由はネットでDVDの品質に関することを調べてもらったらすぐ判ると思う。やっぱり贈り物は良い物にしたいからね。
レーベル面には写真は載せずシンプルに仕上げている。
あとはケースに入れるだけではあるが、ジュエルケースというCD用のプラケースは使わない。10mm幅と5mm幅のものがあるけど、一時的に使用するデータを渡すときには10mm幅のものは使うことがあるけど、5mm幅はまず使わない。理由はDVDの品質と同じでネットで調べてもらうと判るけど、そういう理由があってトールケースを使っている。
そしてジャケットデザイン。これは大切ですよ。
モデルポートレートを撮られている人は結構いるけど、私が撮影させてもらったモデルさんから話を聞く限りではトールケース&ジャケットデザインという人はそう居ないようで、こういう仕上がりのものを受け取ると感動してもらえることが多いです。

贈り物をするときは受け取る人に喜んでもらいたいから、少しでも喜んでもらえるよう心を込めて制作しています。

喜んでもらえると、また嬉しいものですよね。

コメント (6)

はじめまして。
演劇をやってます。今は主に裏方です。

舞台公演の写真を撮って、データを渡すのに昔トールケース&ジャケットデザインをして渡していたのを思い出しました。

そういえばいつの間にかやらなくなってしまってました…。

もう一度やろう!と記事を読んで思いました。
ありがとうございます!


はじめまして。
演劇でも観客との関係があるように、こういうちょっとした製作物であっても受け取る人との関係があるわけで。
やっぱりそこに喜びが生まれるから...ですよね。

8月は演劇『かもめ』で写真撮影させてもらった関係でキャストに顔見知りが多い「親の顔が見たい」か、映画『ちゃんこ』でご一緒して以来毎年会ってる末武さんの「末式-suesiki-3」で南区民文化センターに行きたいなと思っているところです。
最近舞台を撮ってないので撮りたくなってきます。


最近は公演本番直前に撮った集合写真や舞台写真に
公演のタイトルロゴを入れて、
セブンイレブンのコピー機でプリントして、
打ち上げで配ってます。
とっても喜ばれます!

役者も以前やってたので分かるんですが、
演劇ってカタチが残らないものを苦労して創り上げるんですよね。
なので、できる限りいいカタチで残してあげたい。それが次の活力につながればいいなと思ってやってます。


「かもめ」の写真を撮られた方なんですね!
お時間が合うようでしたらぜひぜひ観に来てください!

末式は今回、僕が参加している企画に出ていただくので、僕が写真撮影することになっています。
「親の顔が見たい」にも知り合いがたくさんいますので、写真撮影に入れないかちょっと聞いてみますね。


確かに打ち上げですぐに写真があるっていいですよね。私もよく同じことします。
ゲネや稽古中の写真を本番当日にステージ入り口近くに貼ると、客席からみた姿や表情やステージ全体をを確認できたりするので、いい刺激になるらしく喜ばれます。

私の場合お酒を飲まないのもあって、打ち上げの写真もしっかり撮ったりしますが、終わったあとの顔っていいですよね。

『創る』ことに情熱を持っていることにすごく共感するので、できるだけキャストだけでなくその他スタッフや観客の表情なども撮っています。同じものを創ろうとする活動の中であっても『皆が観ていない皆の姿』がたくさんあるので、それをカタチにするとまた違った価値も生まれてきます。
(キャスト以上にスタッフはカタチが残らないので)

記録者の目から見れば、一つの公演は一つのドキュメンタリー作品を創る良い機会だと思ってます。

もし「親の顔が見たい」が撮影可になるようでしたら、shimizu@native.ne.jp宛にご連絡ください。
それからここに載っている希望さん、末式で音響を担当するとか映像内に出てるとかって聞いたので、これは益々行かないと...って感じです。
トム(snail-house)さんにもお会いしてみたいですしね。


恥ずかしながら、希望さんって言われるまで気づきませんでした…。
今日、南区民文化センターで偶然希望さんに会いましたよ!

僕はスタッフやお客さんを撮るのはちょっと苦手です。
そもそも人見知りだからか、自分の存在を消して撮影できる状況でないとなんだか落ち着かないです。
あと、スタッフさんの中には撮られるのを嫌う人がいらっしゃることもあるので、打ち上げで配る写真を選ぶときは、衣装や小道具などスタッフさんの成果が多く写っているものをできるだけ選ぶようにしています。
単純に、人見知りの言い訳かもしれませんが、僕の場合はそうしてます。

そんな僕ですが、Shimizuさんにお会いしてみたいです。


私も元々は人見知りですから。
でも人との関わりは楽しいし、人が頑張っている姿は美しいと感じるので、積極的になっていってしまいます。


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2009年7月10日 19:49に投稿されたエントリーのページです。

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トム(snail-house) on 贈り物: 恥ずかしながら、希望
Koichi Shimizu on 贈り物: 確かに打ち上げですぐ
トム(snail-house) on 贈り物: 最近は公演本番直前に
Koichi Shimizu on 贈り物: はじめまして。 演劇
トム(snail-house) on 贈り物: はじめまして。 演劇